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そもそも冷却期間とは
冷却期間とは、彼と接触をしない期間を設けることで、お互いの気持ちを冷静にする期間のことを指します。だから、会わない・連絡しないが冷却期間の基本になります。ただし!冷却期間には、会わない・連絡しないと待ちの姿勢でいるだけじゃダメ。あなたは、冷却期間にも積極的に行動する必要があります。行動の方向が、彼ではなくて自分自身ってとこがポイントです。
冷却期間にあなたがすべき4つはコレだ!
わたしの提唱する冷却期間は3ヵ月〜半年です。その間にあなたが、どれだけ自分を見つめ直し、どれだけ変われたのかがポイントになってきます。
②執着心をなくす
③別れの原因を徹底分析&反省
④情報収集

自分改革
外見
まずわたしが言いたいことは、外見!外見をひたすら磨け!!!ということです。
よく聞いてください。あなたが、冷却期間中、彼に連絡することを我慢してひたすら自分改革に励んだとします。そして、3ヵ月たった頃、思い切ってLINEをしました。ハイ、返信きました。数日間、他愛もないLINEが問題なく続き、あなたはタイミングを見て初デートの誘いをかけます。そして、運よく3日後に会うことになりました。
そして当日。待ち合わせ場所で彼があなたを見た瞬間、「お?なんか会ってないうちに可愛くなってね?」となるか、ならないか。そこが復縁が成功できるかどうかの分岐点であると言えます。
このとき、あなたの外見が今まで通りもしくは劣化していたら、内面がどんなに改革されていたとしても、「はよ帰ってパズドラしよ」となります。しかし、彼も人ですから体裁を保つため30分のお茶もしくはサクメシ(丸亀製麺※1などでサクっと御飯)くらいはしてもらえるかもしれませんね。

幸運なことに、外見に関しては最もあなたの努力が反映されやすく、短期間で魅力を底上げすることができる分野であると言えます。具体的には、ファッションとダイエット。これにつきます。
とりあえずファッションと体型を彼の好みにぐいぐいよせていく。彼の好みが分からないなら、CanCamあたりによせていきましょう(注:しかしコレに関して、なぎさは一切の責任を負いかねます)。一切のこだわりを持たずにただただ彼の好み、男性の好みに合わせた服を購入すること。
最初のデートの目的は、次にもまた会えるようにすることです。そこに木村カエラばりのシャープさで行っても「なんかシャープだな」としか思われません。仮に彼が木村カエラが好きだったとしても、木村カエラの声と顔が好きなだけ。シャープさは求めていないのです。
ダイエットに関しては、カロリーカットを極端に施したダイエットではなく、運動を駆使したヘルシーダイエットにしましょう。分かりやすく言うと、ランニングと筋トレを毎日しろということです。
※1:うどん屋。低価格で素早く食事ができる。ローカルで誰もに愛されるサクメシの代表例(なぎさ御用達)。
※2:うどん屋。東京大阪の都市部を中心に展開されるちょっとリッチなうどん屋。店内はおしゃれ(なぎさは人生で2回ほど来店)。

つるとんたんイメージ

内面
外見を磨くのと平行して、内面も磨いていきたいですね。内装はおしゃれなのに肝心のランチがくそまずいカフェは、新規の客は獲得できてもリピートはされないのです。あなたが復縁を望むのなら、彼にリピーターになってもらう必要があります。

恋愛テクニックの本でよく言われているのは、①聞き上手になる②褒め上手になるということですね。確かにこの2つも上手に使えば武器になるのですが、それだけを付け焼き刃で実践しても「なんかこいつ必死じゃね?もしかしてより戻したいパターンじゃね?」と彼に警戒されてしまう可能性があります。
「元彼に気に入られたい」→「ほめる」という下心が透けて見えた瞬間に彼は冷めてしまうのです。試着した洋服をやたらと「お似合いですよ」と褒めちぎる店員さんは不快に思いますよね?それと同じ原理です。
コミュニケーションについては、長くなるので別のところでまたお話します。一つだけポイントをあげておくなら、「下手にでない」ということは超重要です。相手の気分を害しないように、気に入られるように…と気を遣いながら話すと、どうしても相手の言うことに全て同意してしまったりして、彼からすると退屈な会話になってしまいます。
時には、彼の言うことにツッコミを入れたりしながら、会話において彼よりも上のポジションをとっていくということが効果的な場合があります。
コミュニケーション力が改善するポイントは、1にも2にも人数をこなすこと。コミュニケ—ション力は実践でしか鍛えることができません。対象は、初めて会う同年代の男の人がベストです。
もし、あなたが若い女性だった場合、おじさんなどでは練習になりません。おじさんはあなたの「若い」という武器に最も魅力を感じています。ですので、コミュニケーション力などなくてもあなたといるだけでいつも楽しそうなのです。
できれば、同年代の同僚や友人に、こちらから話しかけたり気を遣わねばならない場を合コンや紹介でセッティングしてもらい、ひたすら練習するのです(自分でセッティングしてもいいですよ)。
② 執着心をなくす
振られてしまったときは、どうしても相手に対して執着しやすくなります。今まで以上に連絡を取りたくなったり、彼に会いたくなります。一日中彼のことばかり考えている日も多いですね。
しかし、一方の彼はどうでしょう?
あなたという鎖から解き放たれて自由を謳歌する海賊王のような状態。もはやグランドラインあたりに突入しちゃっているのです。
このように、相手に対する気持ちの大きさが著しく違うとき、恋愛は上手くいきません。
つまり、あなたが彼に対する思いを募らせる頻度を少しずつ下げていく必要があります。彼の気持ちは自由にコントロールすることができません。そのかわり、自分の気持ちについては自分でコントロールすることができるのです。

そう思ったのであれば、今のあなたの気持ちは愛情ではなく、執着心です。好きな気持ちはそのままに、執着心を減らしていくことが大切です(わたしだってできたから、あなたにもできるよ!)。
恋愛以外のことに打ち込む
では、どうやって執着心を減らしていくのか。まずは、恋愛以外のことに打ち込むこと。執着心が強い期間は、とりあえず全ての人脈と資源を駆使してスケジュール帳を黒くすること。仕事でもいいし、バイトでもいいし、友達でもいいし、スポーツでも読書でもいい。
最初は忙しくすることによって、彼のことを考えるひまを作らないことを目的とします。そうして彼のことを考える時間が減っていくと、あなたの普段通りの日常が少しずつ取り戻されていきます。彼に対する気持ちが落ち着いてきたら、「彼のことを考えない時間」から「自分に投資する時間」に変えていきましょう。
「彼のことを思い出したくないから」仕事に打ち込む
→「自分のスキルを高めたいから」仕事に打ち込む
「彼のことを思い出したくないから」バイトをする
→「お金をためて海外に行きたいから」バイトをする
「彼のことを思い出したくないから」読書する
→「知識を高めて資格をとりたいから」読書する
こんな風に自分のための時間に変えていきましょうね。
彼以外の男の人に会う
彼以外の男性と知り合う機会を増やすことも執着心を下げる行動の一つと言えます。というよりも、わたしは、冷却期間に彼以外の男性に会うことを全力でオススメします。わたしの経験では、冷却期間に彼以外の男性に会うことこそが彼への執着心を下げる最も効果のある方法だと実感しています。
もちろん、わたしも打算的な人間ですから、彼のことを諦めようとして他の男性と会っていたわけではありません。これには復縁に向けての戦略的な意図があります。
目的の一つは、いろいろな男性と知り合い、手早く表面上の愛情の不足を補うこと。女友達と思いっきり遊ぶのもいいのですが、男性にしか癒せない部分って確かにあるんですよね。たとえ恋愛感情がない男性からでも、優しくされると少しばかり満たされて余裕が出てくることもあります。
失恋直後は心がバッキバキの状態でもありますから、男性に優しくされることで「あれ?意外とわたしいけるんじゃね?」という自信回復にもつながります。そして、「最悪、彼がいなくてもいけるんじゃね?」と心の保険をかけられるようにもなります。
そのとき!まさにそのとき!彼に連絡をとることができるくらいの余裕のある心理状態になっているのです。
2つ目の意図は、コミュニケーション力の改善にあります。なので、一人の男性と深いコミュニケーションを築くのではなく、広く浅く、とにかく数を打つことが重要です。
練習は会話だけに留まらず、こちらの立ち振る舞いの研究も兼ねます。例えば、お店の選び方、お誘いメールの内容、相手にお酒を勧めるタイミング、効果的な笑顔の出し方、お財布を出すタイミング、キスをうまくかわすテクニックなど、様々な角度から研究し、失敗と練習を重ねていくのです。
こうして数々の男性を踏み台にして培われたテクニックは、まさに、彼にLINEを送るときや再会してアプローチをかけるときにも非常に役に立ちます。
③ 別れの原因を徹底分析&反省
別れには必ず理由があります。別れに至った原因を徹底的に書き出して分析していきましょう。手当たり次第、思いつく限りの別れの原因を紙に書き出していきます。
ポイントは「ケンカしていた原因」を意識して思い返すこと。ケンカの原因からは、彼の”怒りのツボ”や”彼女に求めているもの”などが見えてきます。ちなみにわたしの体感で言うと、9割の別れの原因は「彼にわがままを言い過ぎた」「彼のプライベートを大事にしなかった」の2つに集約されます。
別れの原因を分析していく中で、「なんでわたしあんなことしちゃったんだろう」「あのときあの言葉を言わなければ」と反省することが出てくると思いますが、謝りたくなったからと言って彼に連絡をとってはいけません。
反省することは一人でできますが、それが「彼に謝りたい」となるとただのエゴになってしまいます。なぜならば、彼は「謝って欲しい」と思っていないからです。彼は今ただあなたと離れたいと思っている。その前提を忘れず、一人で黙々と反省しましょう。謝るべきタイミングは今ではないでのです。
④情報収集
彼の情報を収集をしていくことも大切です。連絡を断っている状態ですから、大抵の場合は、あなたは彼の近況を知らないわけです。そうすると、冷却期間が過ぎても、どのようなタイミングで連絡をとったらよいのかイマイチ分からないという事態が発生します。
また、彼の今が充実しているのか、苦しんでいる時期なのか、彼女がいるのか、パッとしないのか、そういった状況によってあなたの戦略を変えなければなりません。彼に関する情報収集は、連絡をとる前に必ず必要となってくるわけです。
大抵の場合は、彼とあなたの共通の友人に聞いてみることになると思うのですが、このとき、あなたの「復縁したい」気持ちを悟られないようにする必要があります。もしくは、あなたの気持ちが彼には絶対伝わらないように友人に協力してもらうべきでしょう。
おわりに
彼にアプローチしたい気持ちもあるのに、それは我慢しなければならない。ひたすらに、過去のいやな自分と向き合う作業。そして変わるための努力。冷却期間は、本当に長くてつらい。わたしもそうでした。
けれど、冷却期間をどう過ごしたかによって、彼との未来が変わってくるのだと思います。復縁できない人が多いのは、この冷却期間に自分と向き合えていないか、変わるための努力を継続できないから。
一緒に頑張りましょう。人生は長いけれど、振り返ればたった半年です。